写真左:経営管理部 大島 拓也さん
/ 写真右:経営管理部 担当部長 坂口 一彦さん
北九州から新しい扉を開く、私たちのリスキリング
「今のままでいいのか」という漠然とした不安。そんな日常から一歩踏み出し、社外の仲間とともに「学習の海」へダイブした二人のビジネスパーソンがいます。
今回お話を伺ったのは、株式会社ゼンリンマップテックの坂口さんと大島さん。コースこそ違えど、二人が手に入れたのは「自分を動かすための確かな指針」でした。
お二人は現在どのような業務を担当されているのかお聞かせください。
坂口さん:2009年に中途で入社して以来、採用・教育・情シス系・外注管理まで幅広くやっています。
大島さん:私は情シスの割合が強いですが、会社のあらゆる「困りごと」にその都度対応する立場で動いています。


同じ部署に所属しているお二人ですが、どのようなきっかけで「北九州リスキリングキャンパス」の受講を決めましたか?
大島さん:坂口に声を掛けられたのが、今回の受講のきっかけでした。
坂口さん:彼はこれから会社内で中堅層の人材になっていく存在。マネジメントを体系的に学ぶことが、これからの彼のためになると思ったんです。僕自身も、採用難という課題に対して、マーケティングの知見という「光」を求めて参加しました。
「自分を知る」ことで、仕事の景色が変わった
大島さんは「リーダーシップ・マネジメントコース」を受講されましたが、実務に活かせると感じた点はありますか?
大島さん:一番の収穫は、「人をまとめる前に、まず自分を知る」ことの重要性に気づけたことです。以前は一人で完結する開発の仕事がメインでしたが、今は人を巻き込む立場。自分が何を考えているのかを明確に発信しないと、周りはついてこないと痛感しました。

ご自身に「マインドの変化」はありましたか?
大島さん:これまでは自分の考えを言葉にするのが得意ではなく、周囲との意思疎通にズレが生じがちでした。でも、まず自分を知り、大切にしたい「一本の柱(軸)」を立ててから発信する。その大切さを学んだことで、以前のように死ぬほどやり取りを繰り返さなくても、驚くほどスムーズに仕事が回るようになったんです。
具体的にどのような場面でしょうか?
大島さん:例えば資料作成を頼むとき、これまでは漠然としていましたが、今は全体を通した「3つの重点項目」を最初に話し合い、共通認識を持ってスタートするようにしています。そうすると、これまで多かった「意図のズレ」による無駄なキャッチボールが劇的に減ったんです。
坂口さん:大島くん、最近は本当に臆しなくなったよね。自分から「これを推進します」って、何歩も先に進んで積極的に仕事を進めてくれるようになった。
大島さん:以前は誰かが口火を切るのを待っていたかもしれません。でも今は、まず自分が口にしないと始まらない。「四の五の言わず、やるしかない」。そんなマインドセットができたのも、大きな収穫です。

「漠然とした不安」を「明確な型」に変える
坂口さんの「デジタルマーケティングコース」はいかがでしたか?
坂口さん:目から鱗だったのは、「マーケティングとは市場を創造することだ」という教えです。採用市場において、この北九州でゼンリンとゼンリンマップテックという名前をどう知ってもらい、学生さんとどう繋がるか。感覚的にやっていたことが正しいのかどうか、不安なときもありますよね。そこに「フレームワーク」という、「拠り所」となる型(フレームワーク)を手に入れられたのが良かったです。
それに沿って考えれば、少なくとも180度間違った方向には進まない。迷った時に自分を支えてくれる「型」を手に入れた安心感は大きいです。
お忙しい中での学習時間の確保、工夫されたそうですね。
坂口さん:正直、時間は「作る」しかありません。だからこそ、こういう枠組みに自分を縛り入れるんです。お金を払い、時間を決め、逃げられない状況を作って「海にダイブ」する。
自分をそういう状況に追い込むことで、新しい世界が見えてきました。
大島さん:自分からアクションを起こして、その環境をどう活用するか。そうやって自分を追い込んで得た知見は、ただ座って聞いているだけの知識とは重みが違います。
一歩下がって自分を知り、そこから次の一歩を力強く踏み出す。そんな変化を感じます。
大島さん:そうですね。今では、どんな場面でも「自分がやるしかない」と、臆せずに一歩前へ出られるマインドセットができました。
「外の世界」で見つけた、自分を俯瞰する視点
今年度のリスキリングキャンパスでは、北九州市内の様々な企業から多様な立場の方が参加されていました。社外の多様な方々と交流する中で、どのような変化がありましたか。
坂口さん:実は「新しい世界を見たかった」というのが参加理由の本音です。自社という狭いコミュニティにいると、どうしても視界が単一化してしまう。
今回、他社の課題や、それに向き合う人たちと出会い、「自分たちがどう見られているか」を客観的に捉えることができました。
大島さん:私も同じです。社外に出て初めての人と接するには、まず「自分は何者か」をしっかり認識していないとコミュニケーションが取れない。ルーティンワークの中で見失いかけていた「自分の軸」を、外の世界の刺激によって再確認できたと感じています。

最後に坂口さんからこれからリスキリングに取り組もうと検討している方へ、『学習の海を泳ぎ切ったあとの景色は、ダイブする前とは全く違います。同じようにモヤモヤを抱えているなら、まずは自分を縛って、この海に飛び込んでみてほしいです』とのメッセージが。
「自分を縛る」という言葉。これは単なる時間の管理ではなく「今の自分をアップデートする覚悟」なのだと、お話を聞いていて強く感じました!
企業紹介
北九州
リスキリングキャンパス
「北九州リスキリングキャンパス」は、市内企業の成長を願う、
すべての働く人を支援する学び舎です。
皆様の企業が変革の波を乗りこなし、持続的な成長を実現するため、
共に学び、共に成長し、新たな北九州の未来を、私たち自身の手で切り拓きましょう。